RAIDとは何か 解説します!第二回目

前回紹介したRAIDについて、RAIDごとの特長について紹介したいと思います。

 

まずは、よく利用されるRAIDのレベルについて紹介します。

RAIDにはRAID0~RAID6まで7つのレベルがあるとお伝えしましたが、実際にはほとんど利用されていないレベルのものもあります。

まずは、よく利用されている定番のRAIDレベルから紹介したいと思います。

 

RAID0

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RAID0は2台以上のHDDを組み合わせ、1台のHDDとして管理する方式になります。

複数のHDDに対して、データの読み書きを同時並行的に実行することにより、アクセス速度を高速化します。

また、RAID0は「ストライピング」とも呼ばれます。

上記で記載しましたように、RAID0は複数台のHDDを1台として管理しますので、大容量の単一ストレージを実現することが可能です。

 

ただ、RAID0には耐障害性が悪化してしまう、というデメリットがあります。

RAID0の場合、運用しているHDDの内、1台でも故障しますと、全てのHDDにアクセスが不能になってしまいますので注意が必要です。

 

そのため、このデメリットを2つのRAIDのレベルを組み合わせることにより、解消することができます。

それが、RAID0とRAID1を組み合わせたRAID10やRAID01と呼ばれるものです。

こちらについてはまた次回紹介したいと思います。

 

以上、特急データ復旧ウィンゲットのブログ担当でした。