RAIDとは何か 解説します!第四回目

株式会社リプラスのブログ担当です。

 

今回はRAID5について紹介したいと思います。

RAID5とは、耐障害性の向上とデータの読み書きの高速化、そして大容量化のすべてを実現できる技術です。

 

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RAID5はHDDが故障した際、記録データを修復するために「パリティ」と呼ばれる冗長コードを全てのHDDに分散して保存するのが特長になっています。

そのため、RAID5は1つのHDDにエラーが発生した場合でも、エラーが発生していないHDDから保存されたデータとパリティ情報から、故障してしまったデータを復旧することができます。

また、RAID5はデータだけでなく、パリティも分散して保存していくことで、より高い耐障害性やアクセスの高速化、大容量などを実現できる構成になっていますので、RAID5もRAID0やRAID1と同様によく利用されています。

 

RAIDですと、ご自身でデータ復旧を試される場合、電源を入れ直したり、リビルド(再構築)をすることでHDDの故障箇所や故障の度合いによっては、取り出せるデータがうまく再構築できず、より深刻にデータが破損するケースがございます。

そのため、重要なデータが入っている場合は電源をお切りいただき、何もせず早めの診断をお勧め致します。

 

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