誤ってデータを消さないための対策とは
株式会社リプラスのブログ担当です。
「誤ってデータを消してしまった!」このような経験はありませんか。
誤ってデータを消してしまったとならないよう、今回はデータを失わないための対策をお伝えいたします。
例えば上記のようなウィンドウが出てきたことはありませんか?
「フォーマットしますか?」「PCのリフレッシュ」「初期化(リカバリー)」「ゴミ箱を空にする」という項目を選択・操作するとデータが消えてしまいます。
日頃からできる
誤ってデータを消さないための心がけ
1:データ削除の社内ルールを作成する
例えば、個人フォルダ廃止のルールを策定します。本人以外は中のファイルが必要か否か判断できないため、異動や退職時に誤って重要なデータを消去する事故を防止できます。
2:定期的に(クラウドや外付けのHDDなどに)バックアップを取る
クラウドや外付けHDDにデータを定期的に取っておくことで、一部の機材が故障してもデータを失わずに済みます。
3:データ削除時に指差し確認を行う
削除前に「データを削除しても良いのか」と改めて自分に問うことで、誤ってデータを削除してしまうことを防ぎます。
RAIDとは何か 解説します!第五回目
株式会社リプラスのブログ担当です。
今回は、RAID1や0の解説の際に出てきたRAID10についてご紹介します!
RIAD10とは、RAID0のストライピングと、RAID1のミラーリングの2つの組み合わせでできた方式です。
また、RAID10は2台以上のドライブをまとめたセットを2セット以上用意する必要があります。まずはRAID0のストライピングにより各セットに均等にデータを割り振って同時に記録を行い、セット内ではドライブ間でRAID1のミラーリングにより同じデータを複数のドライブに同時に記録させています。
そのため、ストライピングでのアクセスの速さと、データを複製することでデータを守ることができる方式で、最低4台のドライブが必要になります。
ちなみに、RAID01とは、上記のミラーリングとストライピングの順序を入れ替え、ストライピングされたドライブのセットの間でミラーリングを行う方式のことを言います。
このような構成でもデータ復旧出来る可能性は十分にありますので、お困りの際はウィンゲットまでいつでもご相談ください。
明けましておめでとうございます
株式会社リプラスのブログ担当です。
本年も社員一同皆様にご満足いただけるサービスを心がける所存でございます。
昨年同様のご愛顧を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さっそくですが、年が明け、仕事始めにHDDのトラブルはございませんか?
ウィンゲットでは、年明けより企業様から「機器の故障が起きた」と多数のお問い合わせをいただいております。
よくお問い合わせを頂く内容としては、
①サーバの電源が入らなくなってしまった
「考えられる理由」
不具合に気付かず、突然シャットダウンしてしまった場合や、手順通りにシャットダウンがなされなかったなども場合が考えられます。
「もし障害が起きたら」
無理に電源を入れようとするとサーバに負荷をかけてしまう危険性があります。
電源を切った状態でウィンゲットまでご相談下さい。
②TeraStation、LinkStation、LANDISKにアクセスができない
「考えられる理由」
データを振り分けて保存するRAID情報が崩壊している可能性が考えられます。
「もし障害が起きたら」
データが書き変わる可能性があるため、すぐに電源を切りウィンゲットまでご相談下さい。
年を明けて久しぶりに電源を入れたがうまく起動しない。というお問い合わせをよくいただいておりますので、機器に異常が出てお困りの際はウィンゲットまでいつでもご相談下さい。
RAIDとは何か 解説します!第四回目
株式会社リプラスのブログ担当です。
今回はRAID5について紹介したいと思います。
RAID5とは、耐障害性の向上とデータの読み書きの高速化、そして大容量化のすべてを実現できる技術です。
RAID5はHDDが故障した際、記録データを修復するために「パリティ」と呼ばれる冗長コードを全てのHDDに分散して保存するのが特長になっています。
そのため、RAID5は1つのHDDにエラーが発生した場合でも、エラーが発生していないHDDから保存されたデータとパリティ情報から、故障してしまったデータを復旧することができます。
また、RAID5はデータだけでなく、パリティも分散して保存していくことで、より高い耐障害性やアクセスの高速化、大容量などを実現できる構成になっていますので、RAID5もRAID0やRAID1と同様によく利用されています。
RAIDですと、ご自身でデータ復旧を試される場合、電源を入れ直したり、リビルド(再構築)をすることでHDDの故障箇所や故障の度合いによっては、取り出せるデータがうまく再構築できず、より深刻にデータが破損するケースがございます。
そのため、重要なデータが入っている場合は電源をお切りいただき、何もせず早めの診断をお勧め致します。
RAIDとは何か 解説します!第三回目
株式会社リプラスのブログ担当です。
今回はRAID1について紹介致します。
RAID1とは、複数のHDDをまとめて1台のHDDとして管理する方式です。
RAID1はRAIDレベルの中で最も単純な方法で耐障害性を高めています。
その方法とは、同じデータを複数のHDDに書き込むことにより、一方のHDDが故障しても他方のHDDからデータを読み出すことができるため、システムは問題なく稼動し続けることができるのです。
つまりRAID1は同じデータを格納しているHDDを用意することで、故障に備えているとうことです。
また、RAID1は「ミラーリング」と呼ばれることもあります。
ちなみに、RAID1のデメリットは、両方に同じデータを書き込むことになりますので、実際に使用できる容量は本来のHDD容量の半分になってしまうことです。
性能部分については、RAID1は2台のHDDに同時並行でデータを書き込むことになるので、オーバーヘッド(処理をする際の負荷)が大きくなります。
RAID0の際も説明しましたが、このRAID1のデメリットを補うためにRAID10やRAID01というものが存在します。
機器の故障などでお困り事がございましたら、まずは無料初期診断をさせて頂きますのでフリーダイヤル0120-703-845まで御相談下さい。
【特急データ復旧Win-Get!】バックアップミスにご注意ください
株式会社リプラスのブログ担当です。
先日、特急データ復旧ウィンゲットは出張の依頼を受け、専門カーで茨城県のお客様の元まで伺いました。
今回依頼を受けたお客様はサーバのデータを誤って削除してしまいましたが、LTOにバックアップを取っていたために、安心してそこからリストア(修復)を行いました。
しかし、バックアップの設定の仕方を間違えており上手くバックアップが取れていなかったので、ほとんどのデータが戻ってこなかったために、お客様の方でバックアップの取り方を間違えていたことが発覚致しました。
こういった、バックアップミスにより、データ復旧の依頼をされるお客様は少なくありません。
今回、RAID1でデータが消されていたこともあり、1日お時間は頂きましたが、データ復旧することに成功しました。
万が一うまくバックアップを取れていなかった場合でも、まずはデータ復旧が可能かどうか無料初期診断をさせて頂きますのでフリーダイヤル0120-703-845まで御相談下さい。
RAIDとは何か 解説します!第二回目
前回紹介したRAIDについて、RAIDごとの特長について紹介したいと思います。
まずは、よく利用されるRAIDのレベルについて紹介します。
RAIDにはRAID0~RAID6まで7つのレベルがあるとお伝えしましたが、実際にはほとんど利用されていないレベルのものもあります。
まずは、よく利用されている定番のRAIDレベルから紹介したいと思います。
RAID0
RAID0は2台以上のHDDを組み合わせ、1台のHDDとして管理する方式になります。
複数のHDDに対して、データの読み書きを同時並行的に実行することにより、アクセス速度を高速化します。
また、RAID0は「ストライピング」とも呼ばれます。
上記で記載しましたように、RAID0は複数台のHDDを1台として管理しますので、大容量の単一ストレージを実現することが可能です。
ただ、RAID0には耐障害性が悪化してしまう、というデメリットがあります。
RAID0の場合、運用しているHDDの内、1台でも故障しますと、全てのHDDにアクセスが不能になってしまいますので注意が必要です。
そのため、このデメリットを2つのRAIDのレベルを組み合わせることにより、解消することができます。
それが、RAID0とRAID1を組み合わせたRAID10やRAID01と呼ばれるものです。
こちらについてはまた次回紹介したいと思います。
以上、特急データ復旧ウィンゲットのブログ担当でした。